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2016年4月

2016年4月29日 (金)

余白のRvol.7 特集:「ぼくらの」コミックマーケット(仮)企画趣旨&募集要項

余白のRという小誌もおかげさまで、第6号まで発行することができました。アニメ評論、日常系、東京、社会の中のオタク文化、大学……と、テーマもバラバラな、気まぐれな企画内容でこれまで進んできましたが、ここまで続けてこれたのは、寄稿者の方をはじめ、様々な人の支えがあったからです。

そんな小誌ですが、次号で一度区切りをつけ、お休みにしたいと思います。
今までお付き合い頂きありがとうございました。最後のテーマは「コミックマーケット」です。以下に企画趣旨と募集要項を記します。


【企画趣旨】特集「『ぼくらの』コミックマーケット」に寄せて
この記事を読んでいる方で、「コミックマーケット」を知らない人はおそらくいないでしょう。同人誌即売会の代名詞とも言えるこのイベントは、様々な角度から考えることが可能です。今回の募集では観点を限定するつもりはありませんが、ここではどういう観点から考察可能なのか、そもそもなぜ僕がコミケを特集しようと思ったのかを述べたいと思います。
今まで、余白のRは様々なテーマを特集して来ました。その(さしあたり)最後の企画としてコミケはふさわしいと考えたからです。コミケは今までのバラバラなテーマを包括する巨大な文化と言えます。アニメ評論・日常系などは言うに及ばず、同人誌即売会という点から見ると、東京で行われる世界最大のものであり(ちなみに単に東京でやっている、ということが述べたいわけでなく、オタク文化の中央≒東京‐地方関係を考える上でコミケはひとつの大きなトピックであることが言えると思います)、まさに社会の中のオタク文化のひとつと言えます。さらに、各々が考えた表現や言論が溢れるという点から見ると「大学」の機能を果たしているとさえ言えるかもしれません。このようにコミケは、現代社会のトピックを多重に内包ししていると言えると僕は思います。


そして、今回僕が念頭においているのは、以下のような観点です。この企画は前々号「社会の中のオタク文化」の延長上にあると位置付けられるかもしれません。
いまコミケは、ポジティブな意味でもネガティブな意味でも社会と向き合わないわけにはいきません。最近のポジティブな例を挙げると、NHKでコミケが特集された例があります。ひとつの「文化」としてコミケは世界的に注目を集めていると言えるでしょう。しかしその反面、性表現や著作権をめぐる問題など、非常に危うい状況にあるとも言えます。これは、ひとつの現象の両面で、社会的に注目されるということは、社会からの圧力や批判にさらされるということでもあります。今コミケを考える上で、このようなことを考えずにはいられません。
にも関わらず、このような観点からコミケが論じられることはあまりないような気もします。でも、このような問題を真剣に考えるべきときがまさにいま来ている気がするのです。僕はコミケは毎回楽しんで参加しています。しかし、今の状況を考えると楽しむだけでなく、コミケはいかなる場所なのか、どのようにして形づくられたのか、そしてこれからどのように「ぼくら」で作っていくべきなのか、を考えずにはいられません。
このような問題意識に立って、コミケを「真剣に」考察する原稿を、今回は求めます。最初はマニュアル本のようなものを作ろうか、とも思ったのですが、今必要なのは多少堅苦しいかもしれないけど、普段格別気にしない「コミケとはいかなる場なのか」というような、「コミケの理念」とでもいうべきものを考えることだと思うからです。それは、上から押し付けられるものではなく、僕たちの手で作っていくべきものであるとも思います。
その上で、今回は、「僕たちにとってコミケとは何か」という問題意識に立って、原稿をお寄せ頂ければ幸いです。
そのような思いを込めて、特集名を「ぼくらの」コミックマーケット(仮)としました。


【要項】
・「コミックマーケット」に関する評論・エッセイ
・字数は3000~10000字程度を目安とします(応相談)
・締切:2016/7/9(応相談)
・事前にタイトルや概要をお知らせ頂けますと助かります。
・ファイル形式は、テキストファイルあるいはdoc、docxファイル
・注釈をつける場合、Wordの注釈機能は使わないようにして下さい。
・ご寄稿頂いた方には、掲載誌1部を献本として差し上げます。
・頒布はコミックマーケット90を予定しております。
・ご質問等のご連絡はTwitter(ID:kei_furuto)へDM、あるいはメール(kei.furutoあっとまーくgmail.com)までお願いいたします。

2016年4月23日 (土)

第二十二回文学フリマ東京情報

当サークル、余白の楽書は、2016年5月1日に行われる第二十二回文学フリマ東京に出店します。ブース番号は、チ-02で、頒布物は以下の通りです。

Vol6_2


余白のRvol.6 〈特集〉大学

・大学という社会的現実とその亀裂 (れころ)
・哲学的思考と思想の境界 (富田九郎)
・大学教育と研究 (drift203)
・私の消極的大学必要論 (タケ)
・大学の教育・教育の本質 (コロッキア)
・あの頃の自分の事 (倉井 香矛哉)
・大学の縁にて (Nag)

頒布価格は400円です。

お立ち寄りの際は、よろしくお願い致します。

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